2020年へ“前向きなスイッチ”上地「ぜひ東京に来て」

[ 2016年9月20日 05:30 ]

閉会式で旗手を務める上地(中央)

リオデジャネイロ・パラリンピック最終日

(9月18日)
 マラカナン競技場の閉会式に出席した日本選手は音楽に合わせて踊り記念撮影するなど仲間と笑顔で言葉を交わした。聖火がともる式典会場で花火が上がって式が始まると、赤いジャージーや白いシャツ姿の日本選手らは「TOKYO2020」と書かれた小旗を振った。走り幅跳びで銀メダルに輝いた山本篤はアフロヘアのかつらを着けて笑顔でステップ。次回大会を開催する東京都の小池百合子知事に国際パラリンピック委員会(IPC)のフィリップ・クレーブン会長(英国)からパラリンピック旗が引き継がれた。

 東京を紹介する場面は「POSITIVE SWITCH(前向きなスイッチ)」をテーマとしたパフォーマンスが披露され左脚が義足のダンサー大前光市さんの踊りや東京のイメージ映像などが約4万5000人の観客を沸かせた。開会式に続いて車いすテニス女子の上地が旗手。自身2度目のパラリンピックを終え「東京大会のセレモニーも感動的なものになるはず。世界のアスリートたちに、ぜひ東京に来て、と言いたい」と思いをはせた。

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