日比野&穂積、ITF推薦枠でリオ五輪へ

[ 2016年7月1日 08:30 ]

 国際テニス連盟(ITF)は30日、リオデジャネイロ五輪の暫定の出場選手リストを発表し、新たに女子シングルスで21歳の日比野菜緒(ルルルン)、女子ダブルスで22歳の穂積絵莉(エモテント)の五輪初出場が決まった。穂積は既に出場権を得ていた土居美咲(ミキハウス)と組んで戦う。

 日比野と穂積はともにITF推薦枠での出場。日本勢では男子の錦織圭(日清食品)も出場権を獲得しており、男子1、女子3の計4人が参加する。日比野はITFから推薦枠での出場が日本協会に打診された。穂積は、日本協会関係者によると土居とのペアが「新顔でランキングも上がっている」との評価を受けて推薦枠入りが決まった。

 リオ五輪のテニスはシングルスが男女各64人で争われ、ダブルスは男女32組ずつ、混合ダブルスは16組で行われる。

 ▼日比野菜緒の話 五輪は夢見てきた舞台。出て満足するのでなく、しっかり戦ってきたい。根拠のない自信はある。メダルを持ち帰るぐらいの気持ちで頑張りたい。

 ▼穂積絵莉の話 五輪出場は正直、すごくうれしい。土居選手とはダブルスで1度しか出たことがない。空いている時間で話し合って一つでも多く勝てるようにしたい。(共同)

続きを表示

2016年7月1日のニュース