仲宗根 史上初の下部ツアー2週連続Vも「実感がない」

[ 2016年7月1日 05:30 ]

 女子ゴルフのステップアップツアー「日本臓器製薬レディースABC杯」最終日は30日、兵庫県加東市のABC・GCで行われ、仲宗根澄香(24=環境ステーション)が史上初の下部ツアー2週連続優勝を飾った。1打差2位で出て、67をマーク、通算8アンダーで逆転。アマチュアの勝みなみ(18=鹿児島・鹿児島高3年)は72で通算1オーバーの23位だった。

 24歳が史上初の快挙を成し遂げた。ユピテル・静岡新聞SBSレディースで優勝してから4日後。再び優勝杯を掲げた仲宗根は「実感がないです。自分が一番驚いています」と目を丸くした。

 1打差から出た最終日。「ショットもパットも良かった」と順調にスコアを伸ばし、2位に3打差の圧勝だった。下部ツアーでの2試合連続優勝は史上3人目ながら、2週連続は初。しかも前戦は6月24~26日開催だったため1週間に2勝し、計630万円を稼いだ。

 11年にプロ転向も、プロテストは6度目の挑戦だった15年に合格。「人それぞれ、タイミングがある」と言い聞かせ、ようやく花開いた。2勝によりニッポンハムレディース(8日開幕)から5試合のレギュラーツアー出場権を獲得。「自信を持ってプレーしたい」と“2階級”での活躍を誓った。

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2016年7月1日のニュース