18歳ヘンダーソンがメジャー初V!プレーオフ10代対決制す

[ 2016年6月13日 10:47 ]

プレーオフを制しメジャー初優勝したブルック・ヘンダーソン

 女子ゴルフのメジャー第2戦、全米女子プロ選手権は12日、ワシントン州サマミシュのサハリーCC(パー71)で最終ラウンドが行われ、18歳のブルック・ヘンダーソン(カナダ)が通算6アンダー、278で並んだ世界ランキング1位の19歳、リディア・コ(ニュージーランド)とのプレーオフを制してメジャー初優勝を飾り、賞金52万5千ドル(約5600万円)を獲得した。

 4位から出たヘンダーソンは65の好スコアで、メジャー3連勝を狙ったコに追い付き、競り勝った。コに次ぐ若さでのメジャー制覇で、大会最年少優勝となる。ツアー通算2勝目。

 アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が1打差の3位だった。宮里藍は1バーディー、3ボギーの73で通算8オーバーの39位。73だった宮里美香は11オーバーで50位、71で回った野村敏京は13オーバーで63位に終わった。

 ▼ブルック・ヘンダーソンの話 緊張なく戦うことができた。メジャーに勝つのは夢だったけど、こんなに早く勝てるとは思っていなかった。プレーオフではリディアが先にグリーンに乗せたから、絶対にいいショットが必要だと思った。本当にうれしい。

 ▼宮里藍の話 収穫の多い1週間だった。ショットの感覚が4日間で一番良かった。パットがなかなか入らなかったが、ミスは最小限に抑えられた。昨日の6オーバーだけ残念だった。

 ▼野村敏京の話 アンダーパーを出したかったが(71は)4日間で一番いいスコア。内容も良かった。今週はコースが難しかった。ティーショットが良くてフェアウエーにいっても(前に)木があったりした。このコースでなければどこでも戦える。

 ▼宮里美香の話 出入りの激しいゴルフになった。ピン位置が難しくなかったのでアンダーで回りたかった。10番の第2打は嫌な予感がしたら池に入ってしまった。伸ばせる雰囲気だったのにスコアを落としたのは残念。(共同)

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