寺本3種目でトップ 代表主将就任「背中で引っ張って行きたい」

[ 2016年6月13日 05:30 ]

体操女子のリオ五輪代表候補の試技会で、言葉を交わす寺本明日香(左)と村上茉愛

体操女子試技会

 体操女子のリオデジャネイロ五輪代表候補7人が12日、都内で試技会を実施し、5月のNHK杯を制した寺本明日香(20=中京大)が、4種目中3種目でトップの得点をマークするなど安定した演技を見せた。

 25日の試技会後に5人の代表が決まるが、代表入り確実の寺本は、体操女子の主将に就任。「みんなをまとめるというよりは、背中で引っ張っていきたい」。理想の主将像は12年ロンドン五輪時に大役を担った田中理恵さん。「優しく声も掛けてくれたし、強い意志もあった。凄いプレッシャーの中でやっていたんだろうなと思う」。チーム最年少だった4年前から一転、リオでは最年長の20歳が“理恵魂”で日本をけん引する。

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2016年6月13日のニュース