「北海道・札幌冬季五輪」に 2026年招致へ知事と市長合意

[ 2016年6月13日 19:59 ]

 北海道の高橋はるみ知事と札幌市の秋元克広市長は13日、札幌市で会談し、札幌への招致を目指す2026年冬季五輪・パラリンピックの名称を「北海道・札幌冬季五輪・パラリンピック」とし、開催経費を含めた概要計画を共同で策定することで合意した。北海道全体で招致に取り組むことをアピールする狙い。

 会談は非公開で行われた。道や市の関係者によると、双方のスポーツや財政担当などの関係部局でプロジェクトチームを発足させ、札幌市が作成した開催概要計画案をたたき台に議論し、双方の意見を盛り込んで7月末ごろに公表する。8月以降に国や日本オリンピック委員会(JOC)に提出する予定という。

 札幌市の担当者は「名称だけでなく、中身も北海道と札幌市が一緒になってやっていく計画にしたい」と話した。

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2016年6月13日のニュース