上野 途中降板も200勝にあと1 指揮官「うちだけのために無駄にはできない」

[ 2016年5月7日 20:46 ]

日本リーグで通算199勝目を挙げた上野

 2008年北京五輪で金メダルを獲得したソフトボール日本女子のエース、上野由岐子(ビックカメラ高崎)が7日、東京・大田スタジアムで行われた日本リーグの豊田自動織機戦に先発、五回途中2失点で勝利投手となり、史上初の通算200勝にあと1勝とした。スコアは6―2だった。

 通算199勝目を挙げた上野は、五回は投球の際に左足を滑らせ、膝やふくらはぎに違和感を訴えて降板した。大台到達が懸かる次回登板についてチームの宇津木麗華監督は「上野は日本の宝。うちだけのために無駄に(投げさせること)はできない」と慎重だったが、脚の状態に問題がなければ同じ会場で行われる8日のSGホールディングス戦に先発させる方針を示した。

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2016年5月7日のニュース