４強出そろった！錦織の相手はジョコビッチに決定

ラオニッチを下し、ガッツポーズするジョコビッチ（ＡＰ）

　錦織の準決勝の相手はジョコビッチに決まった。

　テニスのマドリード・オープンは６日、マドリードで行われ、男子シングルス準々決勝で世界ランキング１位のノバク・ジョコビッチ（２８＝セルビア）が世界１０位のミロシュ・ラオニッチ（２５＝カナダ）を６―３、６―４で下しベスト４に進出。７日（日本時間、８日午前３時予定）の準決勝では世界６位の錦織圭（２６＝日清食品）と対戦する。

　錦織は、ジョコビッチ戦は２勝７敗。だが、１４年全米オープン準決勝で勝ったのを最後に６連敗を喫している。今季は１月の全豪オープン準々決勝で３―６、２―６、４―６、４月のマイアミ・オープン決勝でも３―６、３―６で敗れている。

　しかし、錦織はフルセットの末世界２１位のニック・キリオス（２１＝オーストラリア）との準々決勝を制した後に、（準決勝は）「ジョコの可能性もあるので、しっかりコーチたちと作戦を練ってまたあしたの試合に臨みます」と先を見据えていた。

　準決勝もう１試合は、昨年の決勝と同じ顔合わせ。２連覇を狙う世界２位のアンディ・マリー（２９＝英国）と、出場大会２連覇中の世界５位のラファエル・ナダル（２９＝スペイン）が対戦する。