体操 金獲りへ練習拠点リオ仕様に!本番使用器具を導入

[ 2016年5月7日 08:25 ]

応援団の声援に応える(右から)内村航平、加藤凌平、田中佑典

 新“栄光の架け橋”へ、練習拠点がリオ仕様に生まれ変わる。体操日本代表が国内合宿を行う都内の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)に、リオデジャネイロ五輪で使用する海外メーカーの器具が導入されることが6日、分かった。普段は国内メーカーと海外メーカーが混在しているが、近日中に入れ替えが完了する。

 リオの男子では床運動のフロアがフランスのジムノバ社、同種目以外の5種目がドイツのシュピース社の器具で行われる。昨年の世界選手権は全てジムノバ社製で行われたため、床運動は同社のものを既に設置済みで、新たに跳馬、あん馬をシュピース社製にチェンジ。つり輪、平行棒、鉄棒は予算と保管場所の都合で用意できなかったが、感触がシュピース社製に近いヤンセン社(オランダ)のもので代用する。

 男子は内定していた内村航平(27=コナミスポーツ)に続き、5日のNHK杯で加藤凌平(22=同)が代表に決定。6月上旬の全日本種目別選手権で5人の代表がそろった後、NTCで合宿を行う。本番器具で汗を流し、04年アテネ五輪以来、12年ぶりの団体総合金メダルへ突き進む。

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2016年5月7日のニュース