田児 海外で現役続行希望「僕にはバドミントンしかない」

[ 2016年5月7日 05:30 ]

4月8日の会見で涙ながらに謝罪する田児

 違法カジノ店で賭博をして日本バドミントン協会から無期限の登録抹消処分を受けたロンドン五輪代表の田児賢一(26)が6日までに共同通信の取材に応じ「日本でプレーできなくなったことは自業自得。でも改めて僕にはバドミントンしかないと気づいた」として海外で現役続行を目指す意向を明らかにした。

 「いろいろな意見はあると思うが、生きていくために仕事を探しに行こうと思う」と話し、今月中旬に競技が盛んなマレーシアへ渡り、移籍先を探す。田児は14年10月から今年1月まで違法カジノ店に通い、協会から処分を受け、NTT東日本を解雇された。「悪いことをしていたのは事実」と処分は受け入れている。ただ「協会には一度も話を聞かれていないし、処分の通知ももらっていない。何かしたいが、日本でどこまで活動していいのか分からない。ヒントももらえない」と日本協会に説明を要望した。

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2016年5月7日のニュース