錦織3年連続4強入り フルセットでキリオスに粘り勝ち

[ 2016年5月7日 00:25 ]

男子シングルス準々決勝 リターンする錦織

 テニスのマドリード・オープンは6日、マドリードで行われ、男子シングルス準々決勝で第6シードの錦織圭(26=日清食品)は、世界ランキング21位のニック・キリオス(21=オーストラリア)と対戦。6―7、7―6、6―3とフルセットの末競り勝ち、3年連続のベスト4進出を決めた。試合時間は2時間38分だった。

 錦織はキリオスと2戦2勝。今季のマイアミ・オープン準決勝では6―3、7―5で破った。第1セットは両者まったく譲らずサービスキープのままタイブレークに突入。6―8で落とし、先取を許した。

 第2セットもまったく同じ展開でタイブレークへ。こちらは第1セットとは打って変わって完全に錦織ペース。7―1で制し、ファイナルセットへ持ちこんだ。

 第3セットは第4ゲームで錦織がこの試合初のブレーク。そのまま6―3でこのセットを奪い、キリオスを下した。

 準決勝では世界1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)と世界10位で第11シードのミロシュ・ラオニッチ(25=カナダ)の勝者と対戦する。

 準決勝もう1試合は、世界2位で第2シードのアンディ・マリー(29=英国)と、出場大会2連覇中の世界5位で第5シードのラファエル・ナダル(29=スペイン)が対戦する。

続きを表示

この記事のフォト

2016年5月7日のニュース