桐生「自分の走りを」 GP陸上川崎、記者会見

[ 2016年5月7日 20:43 ]

 陸上のセイコー・ゴールデングランプリ川崎(8日)に出場する有力選手が7日、会場の川崎市等々力陸上競技場で記者会見し、男子100メートルで日本勢初の9秒台突入が期待される桐生祥秀(東洋大)は「自分の走りをして悔いが残らない大会にしたい」と抱負を述べた。

 桐生は4月2日のテキサス・リレー以来のレースで今回が国内初戦となる。「この1カ月は坂道や120メートル、150メートルを走って、しっかり練習してきた。当日調子は良くなると思う」と自信を漂わせた。

 2012年ロンドン五輪代表の山県亮太(セイコーホールディングス)は「いいレースをして、リオデジャネイロ五輪の参加標準記録(10秒16)を狙いたい」と目標を掲げ、昨夏の世界選手権銀メダルのジャスティン・ガトリン(米国)は「ベストの状態。速いレースが期待できる」と手応えをのぞかせた。

 女子はやり投げの海老原有希(スズキ浜松AC)が「(日本記録を出した)去年に続き、いい結果を出したい」と力強く話した。100メートルの福島千里(北海道ハイテクAC)は左太もも裏の違和感で欠場することが発表された。

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2016年5月7日のニュース