バスケ協会次期会長に三屋副会長内定、川淵氏は「院政」

[ 2016年3月19日 20:25 ]

 日本バスケットボール協会は19日、川淵三郎会長(79)の後任に三屋裕子副会長(57)が内定したと発表した。東京都内で開いた臨時評議員会で理事会からの推薦を議決した。6月の定時評議員会と臨時理事会を経て、正式決定となる。川淵会長は新設される役職に就き、今後も協会運営に携わる。

 三屋副会長は1984年ロサンゼルス五輪バレーボール女子の銅メダリストで、サッカーのJリーグや日本バレーボール協会で理事を務めた。「強力なリーダーの後なのでどこまでできるか不安はあるが、しっかりやっていきたい」と述べた。

 日本協会は国際バスケットボール連盟(FIBA)から資格停止処分を受け、立て直しのために就任した川淵会長らが改革を進めてきた。川淵会長は次期会長を支えていく意向を示し「院政を敷いて、いざという時に出ていけるようにしたい」と話した。

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2016年3月19日のニュース