NCAAトーナメントで大波乱 第2シードのミシガン州立大敗退

[ 2016年3月19日 16:28 ]

ミシガン州立大を破り歓喜のミドル・テネシー大の選手(AP)

 男子バスケのNCAAトーナメント(全米大学選手権=参加68校)は18日に2回戦の残り16試合を行い、APランク2位で中西部地区の第2シードだったミシガン州立大が第15シードのミドル・テネシー大に81―90で敗れる大波乱。優勝候補の一角が初戦で早くも姿を消した。

 西部地区では第1シードのオレゴン大と第2シードのオクラホマ大が順当勝ち。NBAドラフトでの上位指名が予想されているオクラホマ大のガード、バディー・ヒールド(4年)はカリフォルニア州立大ベイカーズフィールド戦で27得点をマークした。同地区第6シードのテキサス大は第11シードのノーザン・アイオワ大に72―75で敗北。ノーザン・アイオワ大は後半残り2・7秒に同点とされたが、ポール・ジェスパーソン(4年)がハーフライン手前から放った一投がリングに吸い込まれて劇的な勝利を飾った。

 東部地区でもAP8位で地区第3シードだったウエスト・バージニア大が第14シードのスティーブン・F・オースティン州立大に56―70で苦杯。南部地区ではAP6位で第2シードのビラノバ大がノース・カロライナ大アッシュビルを86―56で退けて32強に勝ち残った。なお“スイート16”入りがかかる3回戦は19日と20日に行われる。

続きを表示

2016年3月19日のニュース