琴奨菊“因縁”豊ノ島に逆転勝ちで1敗死守 稀勢、勢が全勝守る

[ 2016年3月19日 17:55 ]

<大相撲春場所7日目>土俵際で残し、豊ノ島(左)を突き落としで退けた琴奨菊

大相撲春場所7日目

(3月19日 エディオンアリーナ大阪)
 大相撲春場所7日目は19日、エディオンアリーナ大阪で行われ、綱とりに挑む大関琴奨菊は関脇豊ノ島と対戦。先場所唯一黒星を喫した小学生時代からのライバルに土俵際まで押し込まれながらも逆転の突き落としで下して1敗を守った。

 その他大関陣は、全勝の大関稀勢の里が隠岐の海を危なげなく寄り切り7連勝。豪栄道は安美錦を押し出して1敗をキープ、照ノ富士は蒼国来を寄り切りで破り5勝2敗とした。

 3横綱はそろって安泰。鶴竜は関脇嘉風を叩き込みで、白鵬は栃ノ心を寄り切りで下して、それぞれ1敗をキープ。白鵬は大潮と並ぶ歴代3位の通算964勝目を飾った。2敗の日馬富士は碧山を寄せ付けず寄り切りで破った。

 平幕で唯一全勝の勢は妙義龍を小手投げで破り、稀勢の里とともに全勝を守った。

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