日本は4位、3戦連続表彰台ならず W杯ジャンプ団体最終戦

[ 2016年3月19日 20:22 ]

W杯ジャンプ男子団体最終戦 1回目の飛躍を終え、歓声に応える葛西紀明

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は19日、スロベニアのプラニツァでフライングヒルによる団体最終戦(HS225メートル、K点200メートル)が行われ、竹内択(北野建設)小林陵侑(土屋ホーム)伊東大貴(雪印メグミルク)葛西紀明(土屋ホーム)で臨んだ日本は合計1477・2点の4位で、3戦連続の表彰台を逃した。1回目トップのノルウェーが逃げ切り、1627・4点で優勝した。

 日本は1回目6位と出遅れたが、2回目に4番手で43歳の葛西が233・5メートルを飛ぶなどして順位を上げた。

 ▼葛西紀明の話 全員がかみ合えばいけるかなと思ったが、表彰台を逃して残念。助走のお尻の位置を少しだけ下げて、いい感じで飛べた。

 ▼伊東大貴の話 表彰台を逃して悔しいが、他国にはフライングだと生き生きする人がいる。一発屋がいる国は強い。自分のジャンプは細かなミスはあったが、許容範囲だったと思う。

 ▼竹内択の話 2回とも踏み切りが遅れてしまった。フライングはわずかな差で結果が変わってしまう。そこでも対応できるようにしないといけない。

 ▼小林陵侑の話 もう少し貢献したかった。団体戦は緊張した。1人じゃないし、難しい。フライングは簡単にうまく飛べるものじゃないんだと感じた。(共同)

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2016年3月19日のニュース