桐生、男子60mは決勝ならず 0秒01差「タイムはどうでもいい」

[ 2016年3月19日 10:36 ]

男子60メートル準決勝 力走する桐生祥秀(6)

 陸上の世界室内選手権第2日は18日、米オレゴン州ポートランドで行われ、男子60メートル準決勝1組で桐生祥秀(東洋大)は室内日本記録にあと0秒01と迫る6秒56で3着となったが、全体の9番目のタイムにとどまり、8人で争う決勝進出はならなかった。8番目とは0秒01差だった。

 桐生は予選では全体の7番目となる6秒59の7組2着で通過していた。

 昨年の世界選手権100メートル銅メダルのトレイボン・ブロメル(米国)が6秒47で優勝した。中国勢の謝震業が4位、蘇炳添が5位に入った。

 女子走り幅跳びの甲斐好美(VOLVER)は3回ともファウルに終わり、記録なしだった。

 ▼桐生祥秀の話 何も考えず、スタートから思い切って行った。(自己最高だが)決勝に行けなかったので、タイムはどうでもいい。中盤は(予選より)準決勝の方が良かった。

 ▼甲斐好美の話 攻めていった結果なので後悔はない。とても楽しかった。スピードはほかの選手と変わらないと思った。これからも自分の限界に向けて頑張る。(共同)

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2016年3月19日のニュース