松山 4打差27位発進 18番で痛恨ダボに「ありえない」

[ 2016年3月19日 05:30 ]

9番でティーショットを放つ松山(AP)

米男子ツアーアーノルド・パーマー招待第1日

(3月17日 米フロリダ州オーランド ベイヒル・クラブ=7381ヤード、パー72)
 松山英樹(24=LEXUS)は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回って首位と4打差の27位で初日を終えた。松山と同組で回ったジェーソン・デー(28=オーストラリア)が66をマークしてトップに立ち、1打差の2位に出場3戦連続優勝を狙うアダム・スコット(35=オーストラリア)ら5人がつけた。

 松山は18番でのミスに泣いた。1Wでのショットはフェアウエー右サイドを捉えたが、8Iでの第2打がグリーン手前の岩に直撃し、そのまま跳ねて池へ。最終ホールで痛恨のダブルボギーを叩き、「ありえない。全く(ショットが)当たらないわけではないが、ああいうのが出るということは自信を持ってやれていない証拠」と厳しい口調だった。大会前から抱えていたアイアンショットの不安が的中した。

 この日は昨年の全米プロ選手権覇者で世界ランク3位のデーと同組。トップランカーのプレーに「飛んで曲がらず、寄って入る。うまい」と脱帽した。首位のデーに刺激を受けたが、その差は4打。巻き返しを見据え、「2日目は違うことをやってみたい。いい方向にいけば」と気持ちを切り替えた。

続きを表示

2016年3月19日のニュース