リオ代表 ヨット界のプリンセス・高野芹奈がスポンサー募集!

[ 2016年3月19日 13:36 ]

関大第一高での激励会に出席した高野芹奈

 ヨット界のプリンセスがスポンサーを呼び掛けた。12日までアラブ首長国連邦で行われたアジア選手権の49erFX(フォーティーナイナーエフエックス)で優勝し、リオデジャネイロ五輪出場を決めた高野芹奈(せな、18、関大第一)が19日、大阪府吹田市の関大第一高校での激励会に出席した。

 宮川恵子(29)とコンビを組み、競技歴わずか3年4カ月、高校3年生の18歳で夢の舞台への出場を叶えた。セーリング史上最年少、最短キャリアで五輪切符をつかみ「コーチが意味のある練習を組んでくれてそれに真剣に取り組めた。(パートナーの)宮川さんは国体で3連覇をして経験がある選手。私の経験の浅さを気にせず、いい環境をつくってくれた」と周囲への感謝を口にした。49erFXはリオからの新種目。スピードが出る分、パワーも求められる。
 
 元カートレーサーの父・啓司さん(51)が故アイルトン・セナの大ファンだったことから芹奈(せな)と名付けられた。F1の貴公子の母国での祭典に出ることに「運命的だと思っています」と感激の様子。ネックは遠征などの資金で「まだスポンサーがいないんです。これから探さないと」と、営業活動にも意欲を見せた。

 4月から関大人間健康学部へ進学。リオでの目標は「世界選手権が32位だったので15位。15位でも高い目標」と現実的ながら、20年東京五輪での活躍も見込まれる。企業の皆様、女子大生セーラーを青田買いするなら今しかない!?

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2016年3月19日のニュース