セーリング五輪切符 男子は牧野&高橋組、女子は宮川&高野組

[ 2016年3月14日 05:30 ]

 リオデジャネイロ五輪の出場枠が懸かるセーリングのアジア選手権は12日、アブダビで行われ、男子49er級の牧野幸雄、高橋賢次組(トヨタ自動車東日本)、女子49erFX級の宮川恵子、高野芹奈組(和歌山ク)がともに優勝して国別出場枠を獲得し、代表に決まった。

 男子レーザー級は出場枠を得られなかった。牧野は北京、ロンドン五輪に続き3大会連続、高橋は2大会連続の代表となった。宮川、高野は五輪初出場。セーリングの日本勢は男女の470級とRSX級、女子レーザーラジアル級を加えた7種目でリオ五輪出場を決めた。

 ◆牧野 幸雄(まきの・ゆきお=セーリング男子49er級)08年北京五輪は12位、12年ロンドン五輪は18位。愛知・碧南高、立命大出。トヨタ自動車東日本。1メートル84、77キロ。35歳。熊本県出身。

 ◆高橋 賢次(たかはし・けんじ=セーリング男子49er級)牧野とのペアでロンドン五輪出場。16年世界選手権20位。神奈川・茅ケ崎西浜高、関東学院大出。トヨタ自動車東日本。1メートル86、79キロ。33歳。横浜市出身。

 ◆宮川 恵子(みやがわ・けいこ=セーリング女子49erFX級)15年世界選手権31位。神奈川・清泉女学院高、日大出。和歌山ク。1メートル52、53キロ。29歳。名古屋市出身。

 ◆高野 芹奈(たかの・せな=セーリング女子49erFX級)15年に420級世界選手権で銅メダル。大阪・関大第一高から4月に関大へ進学する。和歌山ク。1メートル65、65キロ。18歳。大阪市出身。

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2016年3月14日のニュース