野口引退へ 完全燃焼23位「最後の10キロは花道のよう」

[ 2016年3月14日 05:30 ]

涙ながらにゴールした野口みずき

名古屋ウィメンズマラソン

(3月13日 ナゴヤドーム発着)
 すれ違う市民ランナーや沿道のファンから、途切れることなく声援が飛ぶ。「私のことを覚えていて応援してくれる人がこんなにいる。愛されていたんだな」。04年アテネ五輪金メダリストの野口みずき(37=シスメックス)は、万感の涙を浮かべて23位でフィニッシュ。会見で「最後の10キロは花道のような感じがした。本当に最高の42・195キロでした。ここ数カ月やってきた思いについては悔いはないです」と晴れやかに語った。

 13年世界選手権は途中棄権。「心の中で引っかかっていた。どうしても走りきりたい」。946日ぶりの42・195キロ。闘志は衰えていなかった。今後については「もう少し後で考えたい」と明言を避けたが、1月には「名古屋が最後かリオが最後か」と話しており、現役を引退する可能性が高い。05年にマークした2時間19分12秒は今も日本記録。野口が刻んだ偉業は永遠に色あせない。

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