舛ノ山、久々の白星に笑顔 5場所ぶりに序二段で復帰「めっちゃ緊張」

[ 2016年3月14日 11:06 ]

5場所ぶりに復帰した元幕内・舛ノ山

 大相撲春場所2日目は14日、エディオンアリーナ大阪で行われ、元幕内・舛ノ山(25=千賀ノ浦部屋)が途中休場した昨年夏場所以来5場所ぶりに序二段で復帰した。有川(二所ノ関部屋)を落ちついて寄り切り「めっちゃ緊張しました。フワフワした感じでした。でも、しっかり取れました」と丸顔に笑みを浮かべた。

 昨年5月、痛めていた右膝の2度目の手術を行い、番付は序二段まで落ちた。序二段の土俵に上がるのは9年ぶり。この日は泉南市の宿舎を車で出発したものの、渋滞に遭って「遅れそうで、焦りました」と途中で電車に乗り換えて会場入り。久々の午前中の取組とあって朝からドタバタだった。

 がっちりサポーターで固めた右膝の状態は「痛みはない。もうちょっと力が入るようになればいい」と上向いている。かつて高安とともに平成生まれ初の関取として注目を集めた男は「今場所は(序二段)優勝を目指したい。平成生まれがどんどん上がっている。早くあそこに戻らないといけない」と関取復帰を見据えていた。

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2016年3月14日のニュース