陸連「福士は事実上内定」日本勢最年長代表入り

[ 2016年3月14日 05:30 ]

大阪国際女子マラソンで優勝した福士

 田中が日本陸連設定記録(2時間22分30秒)に届かなかったため、1月の大阪国際を2時間22分17秒で制した福士が、女子マラソンで日本勢最年長となる代表入りが決まった。

 日本陸連の選考要項では設定記録突破選手は優先的に1人選ばれる。尾県専務理事は「福士選手は事実上、内定」と話した。昨夏の世界選手権で日本人最上位入賞(7位)の伊藤は既に内定しており、残り1枠は昨年11月のさいたま国際、大阪国際、名古屋ウィメンズの日本人上位3人の中から総合的に選出される。小原との競り合いを制した田中について、「タイム、内容ともに高評価できる。デッドヒートは胸が熱くなるのを通り越して、胸が痛くなった」と同専務理事。代表は強化委員会、原案策定会議を経て17日の日本陸連理事会で決まるが、田中の代表入りは確実だ。

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2016年3月14日のニュース