桐生「五輪につながるレースに」今季初戦の世界室内陸上へ出発

[ 2016年3月14日 18:24 ]

陸上の世界室内選手権への出発前、取材に応じる桐生祥秀

 陸上の世界室内選手権(17~20日・米オレゴン州ポートランド)に出場する男子短距離の桐生祥秀(東洋大)ら日本代表が14日、米国へ出発した。60メートルで今季初戦に臨む桐生は成田空港で「五輪につながるレースにしたい。スタートを重視する」と抱負を述べた。

 桐生は大会後も米国に滞在し、米テキサス州ウェーコのベイラー大で昨年の世界選手権100メートル銅メダルのトレイボン・ブロメル(米国)と合同練習する方向で調整している。100メートルの最初のレースは昨年追い風参考ながら9秒87を出したテキサス・リレー(4月2日)の予定で「縁起がいいし、9秒台で走れたらいい」と意欲を示した。

 男子棒高跳びの山本聖途(トヨタ自動車)は「入賞することがリオデジャネイロ五輪につながる」と意気込み、走り幅跳びの菅井洋平(ミズノ)は「初戦が世界大会で不安もあるが、思い切ってやりたい」と語った。

 女子走り幅跳びの甲斐好美(VOLVER)も出発した。

続きを表示

2016年3月14日のニュース