スコット ウッズ以来のフロリダシリーズ2連勝「好調さ維持したい」

[ 2016年3月7日 10:30 ]

ジーン・サラゼン・カップを手に笑顔を見せるアダム・スコット (AP)

 男子ゴルフの世界選手権シリーズ、キャデラック選手権はアダム・スコット(35=豪州)が通算12アンダーで前週のホンダ・クラシックに続いて2連勝。通算13勝とし、フェデックス・カップ・ポイント・ランキングでも自身初となる1位に立った。

 前日の第3ラウンドでは73のオーバーパーとしてしまったスコット。それでも「10アンダーなら優勝のチャンスはあると思った」と最終ラウンドをスタートし、1番ホールではいきなりバーディー。途中、ダブルボギーも2つあったが、合計7つのバーディーで69とスコアを伸ばし、優勝をもぎとった。

 フロリダシリーズでの2週連続優勝は今回が2人目。スコットの過去にはタイガー・ウッズしか記録していないという偉業を達成した。「2週続けて優勝できたなんて信じられない。この好調さをあと数週間は維持したいね」と笑顔を見せる。ルール変更により長尺から通常の長さのパター使用を余儀なくされたが、結果を見る限り、グリーン上でのプレーも問題なさそう。約1カ月後に迫ったマスターズで、2枚目のグリーンジャケットを手にするスコットの姿が見られるかもしれない。

続きを表示

この記事のフォト

2016年3月7日のニュース