松山 大会自身最少「68」で41位浮上 パーオン率83%

[ 2016年3月7日 05:30 ]

世界ゴルフ選手権シリーズ キャデラック選手権第3日

(3月5日 米フロリダ州マイアミ トランプナショナル・ドラル=7543ヤード、パー72)
 60位からスタートした松山英樹(24=LEXUS)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算3オーバーの41位に上がった。74だった宮里優作(35=フリー)は通算7オーバーで55位。68と伸ばしたロリー・マキロイ(26=英国)が通算12アンダーで首位に立った。

 プロ転向後のワーストスコア81を叩いた前日から一転、この大会自身最少となる68をマークした松山は「ショットはきのうまでよりは良くなった。パットがもう少し決まれば、スコアがもう少し出せたという感じはするけど、きのうのきょうでよく戻してこられたなと思う」とうなずいた。

 1番パー5は3打目を1メートルに寄せてバーディー発進。6番で7メートルをねじ込み7番は7Iでピン20センチにぴたり。8番は1・5メートルにつけて3連続バーディー。12番はバンカーから1メートルに乗せてスコアを伸ばした。18番はティーショットが左の池へ。ウオーターショットで脱出しボギーに収め「うまく打てた」と笑った。

 フェアウエーキープ率は前日と変わらず50%と低かったが、パーオン率は前日の50%から83・33%に改善。「いい感じに振れるようになった」と手応えをにじませた。

 心配される股関節の痛みもない。「少しでも順位を上げられるように全力を尽くしたい」と最終日に目を向けた。

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2016年3月7日のニュース