日本男子 完敗も39年ぶり銀 水谷「五輪メダルの可能性出てきた」

[ 2016年3月7日 05:30 ]

表彰式を終え、記念撮影する水谷(前列左)ら
Photo By スポニチ

卓球世界選手権団体戦最終日

(3月6日 マレーシア・クアラルンプール、マラワティ体育館)
 王国の壁は分厚かった。男子は中国に0―3で完敗。47年ぶりの金メダルはならなかった。

 「39年ぶり決勝は素晴らしいこと。でも今の気持ちだと、あの中国に対してどうすればいいのかという気持ちが大きい」

 3番手の大島が1ゲーム奪っただけという惨敗に、倉嶋監督は落胆を隠さなかった。中国の大応援団が客席を埋めた。1番手の水谷は「今まで経験したことがない」と異様な雰囲気に包まれた戦いだったと振り返った。

 とはいえ4大会連続銅メダルから一歩前進した39年ぶり銀は、胸を張れる成績だ。エースは「銀を獲れば五輪でもメダルの可能性が出てきたと思う」と前を向いた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年3月7日のニュース