八王子実践 1年生エース・東谷が大暴れ36得点

[ 2016年1月10日 05:30 ]

<金蘭会・八王子実践>第4セット、スパイクを決め喜ぶ八王子実践・東谷(5)ら

春高バレー第4日 八王子実践3―1金蘭会

(1月9日 東京体育館)
 準決勝が行われ、女子は八王子実践(東京)が前回優勝の金蘭会(大阪)を3―1で下し、決勝進出を決めた。1年生エース東谷(とうこく)玲衣奈が打点の高いスパイクで活躍。昨年日本代表デビューした金蘭会2年宮部藍梨は腰痛のため途中出場だった。下北沢成徳(東京)は文京学院大女(東京)を破り、決勝は10年度に現大会形式となって初めての東京勢対決となる。男子は2連覇を狙う東福岡と鎮西(熊本)が対戦。決勝は男女とも10日に実施される。

 八王子実践の1年生エースが躍動した。ガーナ出身の父を持つ東谷がブロック7得点を含むチーム最多の36得点と大暴れ。「最初から負ける気はしなかったし、自信があった」とはにかんだ。1メートル75の身長は現在も成長中で跳躍力を生かした高い打点からのスパイクが武器。「今まで頼ってばかりだったけど自分が決めなきゃと思った」と上級生の不調をきっかけに責任感が芽生え、初の春高舞台でブレーク。「チャンスは今しかない。日本一になるしかない」と決勝を見据えた。

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2016年1月10日のニュース