羽生 盛岡で復興願う舞い「何かを思うきっかけになれば」

[ 2016年1月10日 05:30 ]

エキシビションで演技する羽生

 フィギュアスケート男子の14年ソチ五輪金メダリスト・羽生結弦(ゆづる、21=ANA)らが9日、岩手・盛岡市アイスアリーナで東日本大震災の復興支援を目的としたアイスショー「NHK杯スペシャルエキシビション」に出演した。

 「見ている人の捉え方は違うと思うけど、それぞれが思うことを感じていただき、何かを思うきっかけになればいいと思う」。会場でインタビューに答えてから演技に臨んだ羽生は、荒川静香らとのグループナンバーと今季エキシビション「天と地のレクイエム」で観衆を魅了。公の場での16年初滑りを終え、3月の世界選手権(米ボストン)へスタートを切った。「一生懸命練習して、一生懸命表現していきたい」と16年のテーマを掲げたプリンスが、2季ぶりの金メダルへ歩を進める。

続きを表示

2016年1月10日のニュース