八角理事長、初の本場所 あいさつで独自メッセージ盛り込む

[ 2016年1月10日 20:28 ]

大相撲初場所初日、協会あいさつをする八角理事長(中央)

 昨年12月に就任した日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は大相撲初場所初日の10日、協会トップとして初の本場所を迎え「きょうはいい相撲が多かった。お客さんを感動させる相撲で伝統文化を守っていきたい」と抱負を述べた。

 恒例の協会あいさつでは定型文に加え、大相撲の歴史や伝統を意識した独自のメッセージを入れた。数日前から考えていたそうで「力士として、相撲人としての誇り。誰にもまねのできないことをやっているんだという思いだった」と話した。

 北の湖前理事長(元横綱)の急逝から後を受け継ぎ、慌ただしく新年を迎えた52歳の理事長。天覧相撲の晴れ舞台を終え「私にとって一番緊張し、一番うれしい日でもあった。とにかくほっとした」と感慨に浸った。

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2016年1月10日のニュース