クリッパーズが開幕2連勝!グリフィン26得点で勝利に貢献

[ 2015年10月30日 16:05 ]

ゴール下でバトルを繰り広げたクリッパーズのジョーダンとマーベリクスのノビッキー(右)(AP)

 開幕3日目となったNBAは29日に3試合を行い、クリッパーズは地元ロサンゼルスでマーベリクスを104―88(前半51―43)で下して2戦2勝。マーベリクスは1勝1敗となった。

 この試合では汚い言葉でののしるトラッシュ・トークが飛び交い、テクニカル・ファウルも4回。クリッパーズのセンター、ディアンドレ・ジョーダン(27)がオフに口頭でマーベリクスと契約する意志を伝えながら仲間の説得にあって翻意したことが発端で、マーベリクスのマーク・キューバン・オーナー(57)がジョーダンを激しく非難したことでも話題になった。

 この試合ではジョーダンがマーベリクスのダーク・ノビツキー(37)の頭部をひじで押せば、ノビツキーはジョーダンの腕を激しくたたき、足も使ってシュートを阻止。ゴール下では格闘技のような激しいバトルが繰り広げられた。

 クリッパーズは開幕戦(対キングス)で33得点を挙げたブレイク・グリフィン(26)が26得点を稼いで勝利に貢献。ジョーダンも6得点ながら15リバウンドと4ブロックショットをマークして存在感を示した。ただし依然としてジョーダンはフリースロー(FT)が苦手。前半から相手のハック攻撃(故意による反則)を受けて8回FTを放ったものの成功は2本のみだった。初戦を含めて開幕2試合での成功率は18・2%。昨季の39・7%(リーグで下から2番目)を大幅に下回る数字となっており、今後も対戦チームはジョーダンに反則攻撃を仕掛けてくるだろう。

 昨季東地区全体で1位(60勝22敗)となったホークスは敵地ニューヨークでニックスを112―101(前半61―45)で退けて両軍ともに1勝1敗。ガードのジェフ・ティーグ(27)がチーム最多の23得点を挙げて勝利に貢献した。ニックスのカーメロ・アンソニー(31)は25得点をマークしたものの、フィールドゴール(FG)の成功は27本中10本。3点シュートは7本全部外しており、開幕から2試合を消化してFG成功率は32・6%(通算では45・5%)と低迷している。

 グリズリーズは敵地インディアナポリスでペイサーズに111―103(前半50―49)で勝って1勝1敗。ペイサーズは2戦2敗となった。

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