バイルス3連覇!日本勢明暗…村上笑顔の6位入賞、9位寺本は涙

[ 2015年10月30日 06:05 ]

女子個人総合で史上初の3連覇を達成したシモーネ・バイルズの平均台の演技(AP)

 体操の世界選手権第7日は29日(日本時間29日)、英国のグラスゴーで女子個人総合決勝が行われ、シモーン・バイルス(18=米国)が60・399点で女子としては史上初となる3連覇を達成した。

 日本勢は村上茉愛(19=日体大)が57・132点で6位入賞と健闘。寺本明日香(19=中京大)は56・131点で9位だった。

 初出場の村上は「すごく楽しめた。初めて出た個人総合でこれだけ上位に入れたのは、いい収穫」と笑顔。「こういう空気の中で自分らしさを出せてよかった。これを来年につなげたい」とリオ五輪に向けて手応え。

 一方、3種目を終えて暫定5位につけていながら最終種目の平均台の着地が尻もちをついて順位を落とした寺本は涙。「団体まではキャプテンとしての仕事はできたけど、ホッとしてしまった部分もあった」と唇を噛んだ。それでも来年のリオ五輪へ向けては「今の技を安定させて堂々と演技したい」と前を向いた。

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2015年10月30日のニュース