水鳥監督、金メダルに感慨「歴史をつくってくれた」

[ 2015年10月30日 05:30 ]

アテネ五輪体操男子団体で金メダルを獲得し、表彰台で喜ぶ(左から)米田)、水鳥、鹿島、冨田、塚原、中野

日本、世界選手権37年ぶり団体金

 04年アテネ五輪金メダルメンバーで男子日本代表の水鳥寿思監督(35)は、「37年間、結果は良くても勝てなかった中で彼らが1つの歴史をつくってくれた。うれしい」と感慨に浸った。

 内村だけでなく、今大会の代表選手には11年前の記憶が刻み込まれている。田中はアテネの映像に「鳥肌が立ち、感動して泣いた」。柔道や剣道、ピアノに興味を示さなかった萱は、偶然テレビで見て「これをやりたい」と体操を始めた。水鳥監督が指揮を執ってから2年。「アテネで終わりではなく、次の世代に少しでも貢献できたかな」と安どの表情を見せ、「リオは内容も伴わないと勝つことはできない。手放しに喜ぶのではなく、ここから頑張っていきたい」と続けた。

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2015年10月30日のニュース