エディーHC 後任人事に言及…“日本人”より「世界のノウハウ」

[ 2015年10月30日 09:40 ]

 ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本代表を1次リーグで3勝に導き、W杯限りで退任するジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が29日、大会公式サイトで自身の後任について「重要なのは、世界で勝利に導くノウハウを持っているかどうか。日本のラグビーを理解しているかどうかは重要ではない」と語り、日本人であることを選考基準に入れる考えを退けた。

 日本の課題として選手育成システムを挙げ「一般的に日本での23歳の成熟度は、世界では18、19歳ぐらいのレベル」と大学主体の現状の限界を厳しく指摘。「将来性のある選手が質の高いトレーニングを受けられるナショナルトレーニングセンターのような場所が必要」と自説を展開した。

 日本協会は12月の理事会をめどに後任指導者を決める方針。坂本専務理事によると、日本人を含め多数の候補をリストアップしたという。(共同)

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2015年10月30日のニュース