錦織「大事なポイントでギア上げられた」持ち前の粘りで逆転4強

[ 2015年10月9日 17:31 ]

準々決勝でチリッチを破りガッツポーズを見せる錦織圭

 楽天ジャパン・オープンのシングルス準々決勝は、錦織圭(日清食品)が昨年の全米オープン決勝で敗れた因縁の相手、マリン・チリッチ(27=クロアチア)に逆転勝ち。ベスト4進出を決めた。

 第1セットはチリッチに奪われたが、その後2セットを連取。「出だしは悪くなかったが、チリッチも集中力高くプレーしていた。セカンドから凄く粘り強い試合が出来た。1ブレーク先にして、リラックスしてプレー出来た」と試合全体を振り返った。

 勝因については「最後、体力が無くなりつつある中で、大事なポイントでギアを上げられた」と分析。第3セットの第4ゲームでブレークに成功したことが大きかった。
 
 大会連覇まであと2つとなった錦織。「より高いパフォーマンスが求められるので、より集中して、決勝にいけるように頑張る」と準決勝へ向けて気合を入れ直していた。

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2015年10月9日のニュース