琴奨菊 九州場所は主役たい!佐渡ケ嶽Jr入門も刺激

[ 2015年10月9日 05:30 ]

秋場所で11勝挙げ、復調気配。関係者と笑顔で写真撮影を行う琴奨菊

 大相撲の秋巡業が8日、宇都宮市から始まり、大関・琴奨菊(31)がご当所の九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)に向けて並々ならぬ決意を語った。9月の秋場所は7場所ぶりの2桁勝利となる11勝4敗と復調。この日の朝稽古は軽めの調整で終えたものの「秋場所はいいメンタルでやれた。秋巡業でやるべきことをやって九州場所を迎えたい」と、さらなる躍進を誓った。

 九州場所では師匠・佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)の長男・鎌谷将且(17)が初土俵を踏む予定。琴奨菊にとっても幼少期から成長を見守ってきた存在だが「他の新弟子と同じ。彼が入ることによって部屋のみんなが刺激されて強くなってほしい」と特別扱いしない方針を示した。その一方で「憧れと現実は違う。壁に当たった時に助けてあげられればね」と部屋頭として親身になって接することも約束していた。

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2015年10月9日のニュース