空手“4度目の正直”にニッコリ 組手の植草「伝説になる」

[ 2015年9月29日 05:30 ]

朗報にバンザイする植草(後列中央)ら

空手 東京五輪追加種目 IOC提案決定

 過去3度落選している空手は、順当に提案種目に入った。14年世界選手権の組手女子68キロ超級銅メダリストの植草歩(23=高栄警備保障)は「勝ってたくさんの人に感動を与えたい。空手が第1回の大会で優勝して、伝説になりたい」と笑顔で気合を入れた。何度も引退を考えたことがあるが、東京五輪の追加種目候補になったことで5年後までの現

 役続行を決断。「体も技術も高めていかないといけない」と夢舞台を見据えた。また、小学3年生の天才空手少女・高野万優(まひろ、9)は「空手が選ばれてうれしい。毎日練習を頑張って優勝できるように頑張りたい」と力を込めた。

 ▽空手 形は演武の出来栄えを競う。組手は対戦形式で、階級別に争う。競技時間は男子3分、女子2分。上段蹴りなど技の種類によって1~3点が与えられ、8点差がつくか、時間終了時のポイントが高い方が勝者となる。寸止めで直接打撃はない。

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