ボウリング無念の落選 武部会長「納得することができない」

[ 2015年9月29日 05:30 ]

ボウリングの提案種目落選を受け、会見する武部会長

東京五輪追加5競技18種目提案を決定

 ボウリングの“落選”を受け、全日本協会の武部会長は「理解することも納得することもできない」と無念さをにじませた。

 日本での人気や若者へのアピール度などが選考基準とされたが、吉報は届かず。同会長は「国内1200万人のボウリング愛好家のうち、3分の1が15~19歳で、350万~400万人の若者がプレーしている。シニアのスポーツというなら若者に失礼」と訴え「他競技は100万~200万人もの若者がやっているとは信じ難い。組織委には透明性のある説明を求めたい」と語気を強めた。

 とはいえ最終選考の8競技に残ったことは今後への希望だ。「ここで諦めるわけにはいかない。“ローマは一日にしてならず”という言葉もある。次へつなぐ努力を続けていきたい」。元自民党幹事長の会長は「我々は前向き。苦しみをバネにしていく天才だから」と締めくくった。

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