照 来場所綱獲りは全勝優勝が条件 横審守谷委員長見解示す

[ 2015年9月29日 05:30 ]

照ノ富士について話す守屋秀繁委員長

 12勝3敗で優勝決定戦まで持ち込んだ大関・照ノ富士の来場所での綱獲りについて、横審の守屋委員長は「何勝とははっきり言えない。全勝なら考えないといけない」と全勝優勝を最低限のハードルとする見解を示した。

 全勝した場合も「両手を挙げて賛成とは、ならない。すんなりとは決まらないのではないか」と内容も問う意向だ。横綱推薦の内規では「2場所連続優勝かそれに準ずる好成績」となっている。今場所の成績については「優勝(鶴竜)も軽いし、準優勝(照ノ富士)も軽いと評価している」と手厳しい。右膝を負傷し、不安のある照ノ富士にとっては、険しい道のりとなりそうだ。

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2015年9月29日のニュース