日本、香港破り3勝2敗 E組3位で準々決勝へ バスケ五輪予選

[ 2015年9月29日 17:30 ]

 バスケットボール男子で来年のリオデジャネイロ五輪予選を兼ねたアジア選手権は29日、中国の長沙で2次リーグ最終戦が行われ、日本は香港を89―62で下し、3勝2敗のE組3位で準々決勝に進出した。

 日本は19得点の比江島(アイシン三河)や17得点の竹内(日立東京)らが活躍し、前半を40―32で折り返すと、後半もゴールを重ねた。

 日本は10月1日の準々決勝で、F組2位と対戦する。準決勝に進めば来年の世界最終予選、優勝すれば五輪の出場権を獲得、準々決勝敗退なら五輪出場の可能性が閉ざされる。

 ▼長谷川健志監督の話 まずはほっとした。決勝トーナメントに向けて一人一人が自分の役割を再認識できたのではないか。守備、リバウンド、走ることを徹底してやらないといけない。準々決勝の壁を越えないと次のステップはない。先を見ないでなんとか打ち破りたい。

 ▼田臥勇太の話 勝つことが一番大事だったので、まずは勝てて良かった。全員で戦うという姿勢がどれだけ大事かは、試合を通して分かってきているし、次の決勝ラウンドではさらに必要になる。いかに全員で戦えるか、40分間集中してやれるかがキーになる。

 ▼竹内譲次の話 決勝トーナメントに進むのが最低ラインだったので、そこはクリアできた。(2次リーグは)出だしが良くなかったので、しっかり出だしから上げられるようにしないといけない。個人が自分の役割に徹すれば、本当に上が見えてくる。

 ▼比江島慎の話 タッチもいいし、体もいい。チームはプレー、コミュニケーションの部分がどんどん良くなっている。(決勝トーナメントは)絶対に勝てるチャンスがある。(共同)

続きを表示

2015年9月29日のニュース