早急にJOC加盟を検討 課題はサーフィン競技の分かりやすさ

[ 2015年9月29日 05:30 ]

喜びの日本サーフィン連盟関係者

東京五輪追加5競技18種目提案を決定

 日本サーフィン連盟は都内で会見を行い、第一人者の大野修聖(まさとし、34=クイックシルバー)は「5年間、無駄のない充実した選手生活を送り、メダルを獲れるように頑張りたい」と出場へ意欲を見せた。

 同連盟はJOCに未加盟で、酒井厚志理事長は「加盟できるよう検討を進めたい」と早急に動きだす方針だ。採点競技のため競技の分かりやすさが課題。現在は大会会場で観戦者にチラシを配布するなど活動をしているが、さらなる啓蒙(けいもう)活動が必要となりそうだ。

 8月の全米オープンでは大原洋人(18)が日本人初優勝。3年前に強化指定選手をつくって大会前の合宿などを行っており、世界ジュニア選手権では上位進出者が増えている。今年は44人が選出されており、正式採用を見据え、通年での強化体制を整える方針だ。

 ▽サーフィン 男女ショートボードは9フィート(約270センチ)未満のボードで行う。他にも9フィート以上のロングボード、ボディーボードがあるが、ショートボードが最もポピュラー。通常の大会では2~5人が同時に海に入り、制限時間内(15~20分)にライディングして技術を採点。高得点の2本の合計点数で競う。

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