日本、キューバにストレート快勝で2位浮上!前夜のうっぷん晴らす

[ 2015年8月24日 20:47 ]

<W杯バレーボール女子 日本・キューバ>第1セット、スパイクを決める古賀

 リオデジャネイロ五輪出場権を懸けたバレーボールのワールドカップ(W杯)女子大会は24日、東京・国立代々木競技場などで第3日が行われ、世界ランク4位の日本は同26位のキューバと対戦し、25―15、25―12、25―16のストレート勝ち。通算2勝1敗の勝ち点7で、2位に浮上した。

 前日の23日、ロシアにフルセットで敗れた日本は平均年齢20・1歳と若いキューバが相手。第1セットは競り合いからのスタート、木村を温存した日本は一度は3点リードされたが、古賀、内瀬戸、長岡らのスパイク、サービスエースなどで途中7連続ポイントにより逆転、その後木村のサービスエースが決まるなど25―15で先取した。

 第2セットはいきなり3点先取して主導権を握ると内瀬戸、大竹らのスパイク、途中から入った鍋谷、迫田の攻撃も決まって25―12で奪った。

 第3セットはキューバが先行したが、大竹のブロック、バックアタック、山口のブロック、長岡の連続サービスエースなどで序盤に逆転、その後もリードを広げて25―16で取って快勝した。

 日本はエース木村を温存して攻守でキューバを上回り、白星を先行させた。日本は26日にケニアと対戦する。

 このほかロシアはケニアを3―0で退け3連勝。米国、ドミニカ共和国、セルビア、韓国も勝ち、それぞれ2勝1敗とした。

 ▽リオデジャネイロ五輪への道 出場枠は12で、開催国のブラジルは決定している。W杯上位2チームが出場権を獲得。アジア、アフリカ、欧州、南米、北中米の各大陸予選の優勝国、16年5月の世界最終予選(東京体育館)で4カ国が決まる。アジア大陸予選は世界最終予選と兼ねて開催される。

続きを表示

この記事のフォト

2015年8月24日のニュース