渡嘉敷 五輪切符獲りへ帰国 米WNBAシアトルで奮闘中

[ 2015年8月24日 05:30 ]

米国から帰国し、笑顔で取材に応じるバスケットボール女子日本代表の渡嘉敷来夢

 16年リオデジャネイロ五輪出場を懸けたバスケットボール女子のアジア選手権(29日開幕、中国)に出場する目的で、米WNBAのシアトル・ストームで奮闘する渡嘉敷来夢(24)が一時帰国した。

 24日、日本代表に合流する。1メートル93のエースは2カ月間の米挑戦で、体重は約4キロ増し85キロ。当初は「ヒョロヒョロだな」と線の細さを指摘されたが、毎日のように好物の「うどん」と「プロテイン」を摂取。本場でもまれた「肩周り」は強化され、仲間から「アジアの選手だったら吹き飛ぶのでは」と太鼓判を押された。米国では「ボロボロにやられる」こともあるが、それを「やったろうじゃん!」とモチベーションに変えるように、逆境に強い。3大会ぶりの五輪出場へ、不可欠なパーツが帰ってきた。

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2015年8月24日のニュース