フェデラー ジョコビッチを一蹴!2年連続7度目V

[ 2015年8月24日 04:35 ]

ウエスタン・アンド・サザン・オープンで優勝したフェデラー。左は準優勝のジョコビッチ(AP)

 テニスのウエスタン・アンド・サザン・オープン(米シンシナティ)男子シングルス決勝が23日(日本時間24日)に行われ、第2シードのロジャー・フェデラー(34=スイス)が、第1シードのノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)に7―6、6―2で快勝し、2年連続7度目の優勝を飾った。

 フェデラーはこれまで決勝に進出した7回とも優勝と、相性のいいこの大会で1度もブレークを許さない強さ。また、両者の対戦も、今年のウィンブルドン決勝など3戦続けてジョコビッチが勝っていたが、これでフェデラーの21勝20敗となり、勝ち越した。フェデラーは試合後「あと何年ここで試合をできるかわからないが、何回も戻ってこれるように、ベストを尽くす」と約束。

 一方、ジョコビッチはこの大会5度の決勝進出で一度も勝てず。この大会に勝てば、ATPマスターズ9大会すべてを制覇するところだったが、持ち越しとなったため「5回決勝を戦って、1度も勝てない。だから、ロジャー(フェデラー)が引退するのを待つことにするよ」と冗談めかして言うとフェデラーは「君がいつかこのタイトルを取ることを、本当に願っているよ」と返していた。

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