日馬富士が巡業で土俵入り 名古屋休場以来初めて公の場に

[ 2015年8月22日 16:57 ]

札幌市での夏巡業で横綱土俵入りを行う日馬富士

 右肘のけがで大相撲名古屋場所を2日目から休場した横綱日馬富士が22日、札幌市での夏巡業で休場以来初めて公の場に姿を見せ、土俵入りを披露した。全治1カ月だった負傷については多くを語らず、秋場所(9月13日初日・両国国技館)の出場の見通しについても「今は(時期が)早い」と述べるにとどめた。

 稽古では四股や砂袋を持っての基礎運動で汗を流した。久々の巡業に笑みも見せ「早く(相撲を取る)稽古の中に入りたくなった」と刺激を受けた様子だった。

 名古屋場所後には2週間余りモンゴルへ帰国し、山登りや父親の墓参りなどでリフレッシュした様子。度重なる負傷の影響もあり、10場所優勝がない横綱は「自分の気持ちを立て直した。頑張ります」と復活に意欲を示した。

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