美香、パット手応え71発進 胸張る粘り強さ「練習生きている」

[ 2015年8月22日 05:30 ]

第1ラウンド、14番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える宮里美香

USLPGAツアー カナダ女子オープン第1日

(8月20日 カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー バンクーバーGC=6656ヤード、パー72)
 有村智恵(27=日本ヒューレット・パッカード)と宮里美香(25=NTTぷらら)がともに71で回り21位となった。72の宮里藍(30=サントリー)と横峯さくら(29=エプソン)は47位、73の野村敏京(22=フリー)は71位で、76の上原彩子(31=モスフードサービス)は124位と出遅れた。65をマークしたカリーヌ・イシェル(36=フランス)が首位に立った。

 宮里美は「パットに助けられた。辛抱強くプレーできた」と笑顔だった。前半の14番でカラーから6メートルをパターで沈めてバーディーを奪い、16番では第2打を1メートルにつけてスコアを伸ばした。

 後半は3番で3メートル、6番で2メートルと微妙なパーパットを沈めて崩れなかった。今季は平均パット数がツアー2位で「1~2メートルをしっかり練習しているのが生きている」と胸を張る。「このコースはグリーン勝負。パットがいいのは大きい」と自信を見せていた。

 ▼47位・宮里藍 初日としてはまずまずだと思う。(ティーショットが好調)

 ▼47位・横峯さくら 全体的にショットが悪いのが目立ってしまった。(8、9番と上がり2ホールで連続バーディー) 

 ▼71位・野村敏京 パットの距離感が合わず、もったいないラウンドだった。(ショットは好調もグリーン上で苦戦) 

 ▼124位・上原彩子 右にも左にも曲がるショットが出る。これではスコアにならない。(ショットに違和感で出遅れ)

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