唯一の10代古賀 リオへ結果残す!腰痛離脱・宮部の分まで

[ 2015年8月22日 11:45 ]

活躍を誓う古賀紗理那

 上位2チームが16年リオデジャネイロ五輪出場権を獲得できるバレーボールのW杯は22日、女子が開幕する。12年ロンドン五輪銅メダルの日本は会場の東京・国立代々木競技場で、初戦のアルゼンチン戦に向けて最終調整。唯一、10代でW杯メンバーに入った古賀紗理那(19=NEC)は「五輪切符が懸かっているので気を引き締めて頑張りたい」と気合を入れた。

 この日、発表されたメンバーから、ナイジェリア人を父に持つ宮部藍梨(17=金蘭会高)が腰痛で外れた。年齢が近かった古賀は、宮部の思いも背負ってコートに立つ。「合宿もずっと一緒にやってきた仲間。藍梨の分まで、自分が頑張りたい」。

 サーブレシーブが課題で相手に狙われる可能性が高いが、「食らいついていきたい」とディフェンスでもチームに貢献する。熊本信愛女学院高2年時の13年に日本代表入り。W杯は初出場になる。「こういう大会にみんなが出られるわけじゃない。結果を残したい」。20年東京五輪に向けた強化指定選手にも名を連ねる大砲が、リオへの道を切り開く。

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2015年8月22日のニュース