佳純 “未来の東京五輪選手”にエール「悔いのないように」

[ 2015年7月25日 05:30 ]

 スポニチ後援「全農杯全日本卓球選手権大会ホープス・カブ・バンビの部」は24日、兵庫・グリーンアリーナ神戸で開幕した。

 都道府県予選を勝ち抜いた選手やシード選手ら約1200人が集結。ホープスは小学5、6年、カブは3、4年、バンビは2年以下が出場し26日の最終日に2015年の小学生日本一が決まる。

 会場には日本代表のエース石川佳純(22=全農)が駆けつけた。憧れの選手の登場に場内がどよめく中「負けて悔しい気持ちも、勝ってうれしい気持ちも詰まっている大会。凄く懐かしい気持ちでいっぱい」とうれしそうに振り返った。小学2年から出場し、6年で初の全国制覇を成し遂げた思い出の大会だけに、終始笑顔。東京五輪開幕までこの日であと5年となり「五輪に出場することが夢だったが、その夢がいつしか目標になった。皆さんも悔いのないよう練習の成果を発揮してほしい」と選手に呼びかけた。

 開会式では全農の吉永正信代表理事専務が「夢は大きく日本代表を目指してもらいたい。日本のお米を食べ、それをエネルギー源として頑張ってほしい。全農は食の面からも皆さんを応援します」とあいさつ。続いてホープス女子に出場する注目の木原美悠(兵庫ALL STAR)が選手宣誓し「感謝の気持ちを忘れず、正々堂々と競技することを誓います」と声を響かせた。

 会場では冠スポンサーの全農がブースを展開し「お楽しみ抽選会」を実施。選手たちは「全農ブランドもっちりパスタ」や群馬賞「こんにゃくゼリー」などの賞品を引き当て、笑顔を見せていた。

 また、予選リーグ1回戦などが行われ、1、2年でバンビ、3、4年でカブ、5年でホープスの部を制し“6連覇”を狙う張本智和(仙台ジュニアクラブ)やバンビの部に出場した妹の美和(同)らが圧勝発進した。

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2015年7月25日のニュース