解体進む国立競技場 新スタジアムは10月建設開始

[ 2015年3月6日 05:30 ]

解体工事の進む国立競技場(共同通信社ヘリから)

 日本スポーツ振興センター(JSC)は、20年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムに建て替えるため本格的な解体工事に入った国立競技場(東京都新宿区)の建物本体が、6月ごろまでに完全に取り壊されるとの見通しを示した。がれきの処理などを9月末までに終え、10月から新国立競技場の建設が始まる。

 この日は作業員約130人による解体作業が報道陣に公開され、圧砕機などの大型重機約20台がごう音を上げながらスタンド部分を削った。鉄くずやコンクリート片は購入業者が決まっており、全てリサイクルされる予定。

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