ライバル名勝負 栃若、柏鵬、輪湖…いろいろありました

[ 2015年1月12日 05:30 ]

ライバルと称され柏鵬時代を作った柏戸(左)を大鵬が寄り切る

 ≪相撲界のライバル≫

 戦後では1952年(昭27)から栃錦、初代若乃花が三役、横綱としてしのぎを削り「栃若時代」と呼ばれた。70年代に入ると、柏戸と大鵬が台頭。剛の柏戸、柔の大鵬と称され「柏鵬時代」と言われるようになった。74年には北の湖、輪島、貴ノ花(大関)らがライバルとして出世、優勝を争った。この時期は「輪湖(りんこ)時代」とも呼ばれる。

 最近では88年に初土俵を踏んだ貴乃花(スポニチ本紙評論家)や3代目若乃花、曙と3人が激しい出世争いを展開。1年遅れで入門した武蔵丸を含めて4人が横綱に昇進し土俵を盛り上げた。2000年代に入ると、03年に横綱に昇進した朝青龍と07年に横綱になった白鵬がライバル関係にあった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年1月12日のニュース